スマート宅配ボックスを製造・販売するDOORCOMは9月11日、三菱商事と提携し、集合住宅、オフィス、社宅などの宅配ボックスからフリマアプリ使用時の荷物発送やECショップへの返品ができる「Smari発送サービス」への対応を開始した。
全ボックスが「Smari発送サービス」に対応する業界で初めての電気通信式宅配ボックスで、DOORCOM独自のオンライン管理システムや多彩な機能により、建物管理者の負担も大幅に軽減させ、より快適でスマートな住環境を提供する。
ダイヤル式宅配ボックスではできなかった荷物入庫状況の通信連携が可能で、画面上にQRコードが表示されるため、ダイヤル式宅配ボックスでは不可欠だった「SmariQRシール」の取り付けも不要。
導入されているすべてのボックスが荷物の受け取りとSmariとの兼用が可能で、伝票を貼り付けることなくアプリ操作を行い、宅配ボックスに入れるだけで発送・返品が完結する。
すでにDOORCOMの宅配ボックスを導入済みの物件では、遠隔操作でソフトウェアの更新ができるため、後付けでも「Smari発送サービス」への対応が可能となっている。