九州電力と九電不動産の九電グループは1月17日、佐賀県三養基郡基山町で2.08m2の物流施設を着工したと発表した。
＜完成予想図＞
＜位置図＞
この事業は、九州電力、九電不動産及び九州リースサービスが共同出資する合同会社「基山ロジインベストメント」（アセットマネージャーは玄海キャピタルマネジメント）が事業主体となって開発を行うもの。
この施設は、敷地面積約1万8600m2、延床面積約2万800m2、地上4階建てのマルチテナント型の物流施設で、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具の採用ならびに太陽光発電システムの導入など、環境や省エネルギーに配慮した施設計画とすることにより、「Nearly ZEB」の認証取得を目指している。2023年12月の竣工を予定している。
また、開発地は、九州自動車道「鳥栖IC」から約4㎞と高速道路への良好なアクセスに加え、国道3号線から約2㎞と交通利便性に優れている。このエリアは、九州内陸を縦横断する九州自動車道と長崎・大分自動車道との結節点となることから、大消費地である福岡市内のみならず九州全域への配送にも優位性を備えている。
同社では、今後も積極的に物流施設事業を展開するとともに、業界や地域社会の課題を解決し、地域の発展に貢献していくとしている。
■施設概要
所在地：佐賀県三養基郡基山町大字園部字弥生が丘
敷地面積：1万8567.84m2（約5616坪）※借地含む
延床面積：2万804.17m2（約6293坪）
構造：鉄骨造、RC造、地上4階建（倉庫3層）
用途：マルチテナント型物流施設
着工：2023年1月
竣工：2023年12月（予定）
設計：梓設計
施工：フジタ
施主：基山ロジインベストメント
