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山九/4~12月、売上高6.1%増、営業利益13.2%増

2023年01月30日/決算

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山九が1月30日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高4365億5400万円(前年同期比6.1%増)、営業利益297億5700万円(13.2%増)、経常利益322億3900万円(20.9%増)、親会社に帰属する四半期純利益201億1700万円(18.2%増)となった。

物流事業においては、港湾国際事業では、国内の海上コンテナ取扱いの増加やこれに伴うヤード内作業・保管作業が堅調に推移した。

また、昨年度完工した東南アジアでのプロジェクト案件の剥落や航空貨物の取扱いの減少はあるものの、国内外での海上貨物の輸出入取扱いが好調に推移した。3PL一般事業では、中国・東南アジアでの自動車部品・消費財等の輸送・保管作業等が堅調に推移したものの、国内では消費財等の取扱量減少となった。構内では、国内客先の単価改定が進む一方、作業量が減少となったことに加え、海外での装置の不具合に伴う先行コストおよび、設備修繕費用の増加があった。なお、昨年度は、顧客に対する過請求の補償計上があった。

以上の結果、物流事業全体の売上高は2,285億4100万円と前年同四半期比7.7%の増収、セグメント利益(営業利益)は83億7300万円と前年同四半期比2.5%の増益となった。
なお、当第3四半期連結累計期間の売上高に占める割合は52.4%となっている。

通期は、売上高5790億円(4.5%増)、営業利益375億円(8.8%増)、経常利益405億円(14.3%増)、親会社に帰属する四半期純利益260億円(14.9%増)を見込んでいる。

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