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山九/存在意義掲げ、Vision2030、中期経営計画2026策定

2023年01月30日/SCM・経営

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山九は1月30日、世の中における同社グループの存在意義を再認識するために、新たに「パーパス」を掲げるとともに、将来の変化を見据え、2030年における山九グループのあるべき姿を描き、それを実現するための方針「Vision2030」を策定した。

「Vision2030」では、パーパス(存在意義)として、「心に『Thank you』を、世界の産業に山九を。」を据え、「私たち山九は自分たちを取り巻く様々な人たちへ常に感謝の念を忘れません。その想いを分かち合うパートナーとともに、新たな価値を創造し、世界の産業とその先にある暮らしを支え続けます」としている。

<山九グループのあるべき姿>
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また、「中期経営計画 2026」(2023-2026年度)は「変革期」と位置付け、これまでのやり方や考え方を変革し、人の力を最大限に引き出すためのDX推進やカーボンニュートラルへの対応など、新たな課題への取り組みを推進する。既存事業の需要を確実に捉えながら、将来の成長領域での機会の獲得に取り組むことで、現在から未来への持続的な収益力の向上を目指す。また、資本の効率性をより重視した経営を行い、株主還元の充実を図っていくとしている。

中期経営計画2026全体像として、4つの基本戦略をあげている。1.既存事業の収益強化、2.海外事業拡大、3.グリーン機会獲得・準備、新規事業領域進出を挙げ、現在から未来への持続的な収益力の確保(成長市場への挑戦)としている。

物流事業の事業戦略として、2026年あるべき姿は、顧客ロジスティクスの最適化・高度化を担うソリューション企業とし、2030年あるべき姿は、グローバルで産業のバリューチェーン最適化・高度化を担うソリューション・アウトソーサーとし、データ連携からフィジカル連携による、顧客最適から業界最適を提供する企業へを目標としている。

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