日本航空(JAL)が2月2日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、貨物郵便収入は1834億円(前年同期比13.9%増)となった。
貨物事業では、中国のロックダウンの影響や海上貨物輸送の混乱の正常化が進んだことなどにより、航空貨物総需要は減少に転じたものの、同社便の需要はアジア=北米間を中心に好調を持続。また単価も高い水準を維持した。
輸送実績は、有償貨物が23億7854万1000トン・キロ(6.3%減)で、内訳は国際線が21億6747万6000トン・キロ(8.3%減)、国内線が2億1106万5000トン・キロ(20.3%増)。
郵便が1億1185万1000トン・キロ(23.3%減)で、国際線が9503万1000トン・キロ(26.0%減)、国内線が1682万トン・キロ(3.3%減)だった。