ロジランドは2月8日、同社が埼玉県羽生市で開発している物流施設「LOGI LAND羽生IV」において、トーエイ物流と1棟全体の賃貸借予約契約を締結したと発表した。
トーエイ物流は、1963年創業の埼玉県久喜市に本社を置く総合物流会社。近年の取扱い荷物の増加と更なる事業の拡大のため、同物件を新規拠点として開設する。ロジランドは、同エリアでは4棟目の開発となり、これにより2023年中に竣工予定の物流施設が全て竣工前に満床となる。
＜「LOGI LAND羽生IV」外観完成イメージ＞
同物件は、東武伊勢崎線「羽生」駅より約2.9㎞、東北自動車道「羽生」ICより約6.6kmで、4車線の国道125号線に面しており、物流拠点としてのアクセスに優れた立地。近隣には大型トラックが待機可能なガソリンスタンドやコンビニエンスストアがあり、労働環境も含め物流施設としてのロケーションが整っている。また、トーエイ物流の要望により、同物件倉庫内の一部に作業用空調を設置し、賃貸する予定だ。
＜位置図＞
発表によると、ロジランドの羽生エリアにおける物流施設の開発は、市街化調整区域や農地という条件下のなか、行政や近隣住民の協力を得ながらスムーズに竣工を迎えることができたという。その結果、多くのテナント企業からの引合いがあり、「LOGI LAND羽生I」「LOGI LAND羽生II 」「LOGI LAND羽生III」は、大手企業の物流センターとして全て竣工前にテナントが決定している。なお同社は、来期以降、関西、中部、九州地方での開発を計画している。
■物件概要
所在地：埼玉県羽生市下新郷
アクセス：東武伊勢崎線「羽生」駅より約2.9km
東北自動車道「羽生」ICより約6.6km
敷地面積：1万773.37m2（3258.94坪）
延床面積：1万7706.76m2（5356.29坪）
構造：鉄骨造
規模：地上3階建
着工：2022年9月15日
竣工予定：2023年6月末
