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東急不動産/タイ・バンコク近郊での物流施設開発に参画

2023年02月10日/国際

東急不動産は2月10日、現地子会社であるTOKYU LAND ASIA(本社:シンガポール、以下TLA)を通じて、タイの大手上場不動産デベロッパー Origin Property Public Company(オリジン社)およびタイ大手上場物流事業会社 JWD社の合弁会社 Alpha Industrial Solutions Company (アルファ社)が開発を進める物流施設開発事業に、新たに参画すると発表した。同事業への参画により、同社のタイ物流施設開発事業は計3件、タイ事業参画は計8物件となる。

ASEAN域内においては現在、国をまたいだ交通網(経済回廊)の整備が進められており、タイはその中でも地理的に中心に位置していることや製造業が集積していることを背景に、物流マーケットの成長が見込まれている。同物件は、タイ最大の湾岸工業地帯(EEC)を構成するチョンブリ県での物流施設開発案件。東南アジア有数の大型港であるレムチャバン港に近接し、製造業をはじめ幅広い産業における保管や積み替えニーズを背景とした、倉庫需要の旺盛なエリアとなる。施設は平屋建て倉庫6棟のマルチ型物流施設となる計画。

<位置図>
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現在のタイの状況について、同社は「新型コロナウィルスの感染が落ち着きを見せつつあり、海外からの人の流入が復調の兆しを見せている。タイの物流施設はコロナ下においても比較的安定したマーケット動向を示していたが、アフターコロナにおいて人の流れや経済が活性化すれば、タイ物流マーケットの更なる成長につながる」としている。

■プロジェクト概要
名称:アルファ レムチャバンプロジェクト
敷地面積:約9万m2
賃貸面積:約4万9000m2(予定)
建物計画:倉庫
着工:2023年2月(予定)
竣工・引渡:2024年10月(予定)

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