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名港海運/4~12月の売上高9.4%増、営業利益10.8%増

2023年02月10日/決算

名港海運が2月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高655億2500万円(前年同期比9.4%増)、営業利益54億1500万円(10.8%増)、経常利益60億600万円(8.3%増)、親会社に帰属する四半期純利益37億8300万円(2.2%増)となった。

港湾運送およびその関連セグメントの売上高は641億9700万円(9.5%増)、営業利益は48億4500万円(11.0%増)となった。

同セグメントのうち、港湾運送部門では船内作業が減少したが、沿岸作業と海外での取扱いが増加し、取扱いは増加。売上高は399億1800万円 (14.1%増)となった。

倉庫保管部門では国内・海外保管貨物の取扱いが堅調に推移し、取扱いが増加。売上高は85億5000万円(22.3%増)となった。

陸上運送部門では、自動車や鋼材を中心とした内国貨物輸送と欧州域内輸送等が増加し、取扱いが増加。売上高は96億400万円(5.1%増)となった。

航空貨物運送部門では、航空貨物需要が低下し、輸出入ともに取扱いが減少。売上高は32億200万円(30.6%減)となった。

その他の部門では、内航海上運送が減少したが、前年同期からタンクコンテナとタンクローリーの洗浄や保管、メンテナンスを行うタンク事業を開始したことや、梱包作業が増加したことで取扱いは前年並みとなり、売上高は29億2200万円(0.3%増)となった。

通期は、売上高800億円(1.6%減)、営業利益57億円(11.7%減)、経常利益62億5000万円(11.9%減)、親会社に帰属する当期純利益40億円(13.5%減)を見込んでいる。

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