伊勢湾海運が2月10日に発表した2023年3月期第3四半期決算によると、売上高532億9200万円(前年同期比41.4%増)、営業利益46億8300万円(132.3%増)、経常利益54億6900万円(132.1%増)、親会社に帰属する四半期純利益35億6100万円(139.3%増)となった。
同社グループでは、EVへの移行を見据えた設備投資需要に牽引され、金属加工機や自動車関連貨物を主軸に取扱貨物量が増加傾向で推移した。くわえて、運賃が高い水準で推移している海上運送の取扱貨物量も増加し、売上、利益ともに大幅に前年同期を上回った。
通期は、売上高680億円(30.6%増)、営業利益48億円(57.9%増)、経常利益58億円(60.5%増)、親会社に帰属する当期純利益36億円(61.3%増)を見込んでいる。
伊勢湾海運 決算/4~6月の売上高17.9%減、営業利益62.5%減