鈴与シンワートが2月14日に発表した2023年3月期第3四半期決算の物流事業の売上高は24億2100万円（前年同期比2.2％増）、営業利益は4億2600万円（16.4％増）だった。
売上高は、倉庫事業において、外食産業に関連する貨物が復調し保管貨物が増加し、増収となった。港運事業は、骨材等の貨物量の増加、新規荷主の獲得もあり堅調に推移した。陸運事業においては、稼働台数の減少及び貨物量の回復が緩慢であり、減収となった。
営業利益は、倉庫事業において、値上げによる保管料の増加に加えて保管貨物が増加し、増益となった。港運事業は、荷役機器による作業効率やコスト管理の徹底、また利益率の高い作業に注力した結果、増益となった。陸運事業は、稼働台数の減少及び燃料費等の高騰の影響を受け、減益となった。
