エミレーツ航空は2月16日、トルコとシリアで発生した大地震による被害を受け、国際人道都市(IHC)と連携して、両国の現場での救助活動を支援するための緊急救援物資、医療品などの輸送を準備していると発表した。
最初の輸送は、EK121便とEK117便による、UNHCRからのサーマルブランケットと家族用テントで、次に世界保健機関(WHO)と世界食糧計画(WFP)の医療品や避難所のための物資を、ドバイを拠点とするIHCの調整のもと輸送する予定だ。
今後、毛布、テント、シェルターキット、フラッシュライト、配水用器具、緊急医療キットなど、さらに多くの物資がエミレーツ航空で輸送される予定となっている。
なお、エミレーツ・スカイカーゴは、イスタンブールへの毎日のフライトで、今後2週間にわたり約100トンの支援物資のための貨物スペースを確保する予定。エミレーツ航空で輸送された物資は、現地の団体によってトルコ南部とシリア北部の被災地に届けられ、現地の担当者を通じて多くの被災者を支援するために活用される。