ハコベルは2月24日、三井住友海上火災保険と協業し、運送会社や個人事業主のドライバーを支援する「ハコベルサポーターズプログラム」内で、事業活動での自動車事故のリスクマネジメントをサポートする「一般自動車総合保険」の紹介を開始すると発表した。
ハコベルサポーターズプログラムのパートナー事業者に対して、三井住友海上火災保険が「一般自動車総合保険」の簡易見積システムを提供する。
同システムは、営業用軽貨物車両を新たに購入して保険加入を検討している、または営業用軽貨物の自動車保険見直しを検討している事業者向けのサービス。
通常であれば自動車保険の見積りには車検証提出や型式などの情報が必要で、自身で見積りを完結することが困難だが、同システムを利用することでウェブ上で営業用軽貨物向けの自動車保険料を約10秒で算出することができる。
見積り後は、三井住友海上火災保険の代理店認定制度で最上位であるTGA(トップグレードエージェント)に認定されているプロエージェント社が、詳細の提案や契約手続きを実施する。
ハコベルは2022年10月に「ハコベル サポーターズプログラム」を開始し、中小規模の運送会社や個人事業主のドライバーに向けて、配送に必要となる物流資材の調達環境整備や、運送事業者の経営やドライバーの労働環境を支援する仕組みづくりを進めている。
物流・配送事業者は、常に自動車事故による対人賠償、従業員搭乗中の事故や車両の破損などによるリスクと向き合っている。これらの事業活動にまつわるさまざまなリスクを事業者向けの保険を通じてマネジメントすることで、運送関係者が安心して働くことができる環境を整備する。
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