横浜市港湾局物流運営課は3月15日、2022年(令和4年)の横浜港港勢(速報値)を発表した。
それによると、コロナ禍の影響によるグローバルサプライチェーンの混乱等があったが、2022年の取扱貨物量は前年比1.4%増の1億622万トンとなった。コンテナ取扱個数も前年比4.1%増の298万個となり、ともに、コロナ禍前とほぼ同水準まで回復した。
特に内貿のコンテナ取扱個数は、内航船による国内港湾からの集貨が進んだこと等が要因となり、前年比21.8%増で過去最高の35万個となった。
自動車関連貨物量は前年比2.5%増の2042万トンとなった。このうち完成自動車の輸入は前年比17.0%増の110万トンでコロナ禍前の令和元年を上回っている。