安藤ハザマは3月30日、東京大学発のスタートアップ・ベンチャー企業である「先進モビリティ社」に出資したと発表した。
先進モビリティは、無人運転バスや隊列走行トラックの技術開発・事業化を目指している。
具体的には2020年5月に経済産業省と国土交通省が策定した「自動走行の実現に向けた取組報告と方針」Ver.4.0のロードマップで提示された、2025年度以降の商業化を目指す「トラックの一部無人化隊列走行」を実現させることで、「ドライバー不足による路線バスの廃線・住民の利便性悪化などの地域の交通・物流に関する課題解決」や「新しい街づくりによる地域の活性化」など、サステナブルな社会の実現を目指している。
安藤ハザマは、先進モビリティ社の事業拡大に必要な資金を出資するとともに、同社が研究開発を進める、自動運転等の各種技術の建設現場への展開などの協働も検討していく。