三菱商事都市開発は4月3日、愛知県丹羽郡扶桑町において、「（仮称）愛知県扶桑町物流施設計画」の新築工事に着手したと発表した。竣工は2024年春の予定。
＜(仮称)愛知県扶桑町物流施設（外観イメージ）＞
＜位置図＞
同施設は、名神高速・東名高速の起終点である「小牧IC」と東海北陸自動車道「岐阜各務原IC」の2つのICと3つの高速道路を利用可能で、関東・北陸・関西エリアへの広域配送拠点ニーズに対応し、中部エリアの重要な基幹拠点を担える立地。また、愛知県の主要幹線道路のひとつでもある国道41号線(名濃バイパス)、滋賀と岐阜を結ぶ国道21号線などを利用し、東海エリア向けの地域型配送拠点としても対応可能な立地となっている。
1階は両面バースを採用し2層ボックスタイプとし、保管型・通過型等、様々な利用方法に対して柔軟に対応可能な建物計画。加えて、分割可能な計画とすることで、様々な規模のテナントニーズにも対応できるマルチテナント型物流施設だ。
同社は今後も、三菱商事グループで長年培った物流施設の開発・運営ノウハウ、また同グループが持つ情報力を最大限活用し、テナントや投資家のニーズに沿った優良な物流施設を収益不動産市場に提供すべく、継続して開発事業を行っていくとしている。
■（仮称）愛知県扶桑町物流施設計画概要※
所在地（地番）：愛知県丹羽郡扶桑町大字南山名字西ノ山200－1 他3筆
交通：東名／名神高速道路「小牧IC」約9.0km
名鉄犬山線「扶桑駅」約2.2km
敷地面積：約3万6800m2
延床面積：約4万3700m2
構造規模：鉄骨造、地上2階
設計・施工：日鉄エンジニアリング
竣工：2024年春(予定)
※共同事業
