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三井不動産パートナー企業/物流DX支援サービスに4社参画

2023年04月19日/IT・機器

センスウェイとエイクロス、RFルーカス、YEデジタルの4社は4月18日、三井不動産が主導する「MFLP&LOGI Solution」にパートナー企業として参画したと発表した。

<MFLP&Logiソリューション>

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「MFLP&Logiソリューション」は、ハード(物件・設備)とソフト(三井不動産の知見、物流コンサルティングファームであるMFLSのノウハウ、パートナー企業とのネットワーク等)の両面で、企業の物流課題の解決と成長戦略の支援を行うコンサルティングサービス。

センスウェイは参画企業として、環境可視化IoTソリューション「ワークプレイスコネクト」を提供する。同サービスは、従業員の健康や安全に配慮した職場環境づくりに貢献するもので、LoRaWAN対応のセンサーによりWBGT・温度・湿度・CO2・照度などの環境情報をリアルタイムでモニタリングし、可視化・分析することができる。また、アラート通知機能により、WBGT値などが異常値を計測した場合は、管理者にメール通知が送信される。

<ワークプレイスコネクト>

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エイクロスはパートナー企業としてトラクルGOを提供する。同サービスは、は物流の2024年問題に備えるため、小規模な事業者様からでも物流DXを実現できる機能をそろえている。具体的には、運賃の一括見積もりや完全入札制による適正運賃、チャット機能、荷物履歴のオンライン保存など。

RFルーカスは、RFIDソリューションを提供するスタートアップ。同社は、RFIDでモノの位置を可視化する在庫・物品管理システム「Locus Mapping」を提供する。同システムを三井不動産の物流ICT体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」に展示しており、人手不足など物流業界の課題に対してソリューション提案を強化してきた。また、2021年4月には三井不動産を引受先として資金調達を実施しており、「MFLP&LOGI Solution」への参画を通じて、同社との連携をさらに深める。

YEデジタルは、WES(倉庫実行システム)「MMLogiStation」を提供する。同システムは、さまざまなメーカーの自動化設備を顧客の物流システムにプログラムレスでスピーディーに組み込むことができるほか、倉庫内業務の最適化を実現する。「MMLogiStation」は三井不動産の物流ICT体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」に採用されており、複数のマテハン機器を制御している。

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