レンゴーは4月25日、子会社であるトライウォール社ならびに同社子会社であるトライコー社が、ドイツ北西部ノルトライン=ヴェストファーレン州に、トライコー社の新工場を建設することを決定したと発表した。
トライコー社は、ドイツ南部バイエルン州の本社工場(貼合工場)を中心に、高度にオートメーション化が進んだ工場で、重量物段ボール、木材パレット等の重量物包装資材の設計・製造・販売、物流サービスを行っている。
このほど、ドイツ周辺地域で拡大する需要に対応するべく、新工場を建設し、生産能力の拡大を図ることとしたもの。新工場の投資額は約1億7000万ユーロ(約246億円)で、ドイツの最先端技術を駆使してさらなるオートメーション化を進めた最新鋭の貼合工場であり、重量物包装業界に変革をもたらす工場として、2025年7月の完成を目指している。
さらに、世界が掲げる2050年カーボンニュートラルの目標を意識し、より環境に配慮した工場として設計。
新工場建設により、供給体制の充実を図り、より幅広い包装ニーズに迅速に応えるとともに、同社グループのグローバルな重量物包装事業のさらなる拡充を推進するとしている。
■新工場概要
所在地:Gocher Grenzweg, 47574 Goch, Germany
敷地面積:約16万6000m2
生産品目:重量物段ボールシート・ケース