サカイ引越センターが5月8日に発表した2023年3月期決算によると、売上高1095億5600万円（前年同期比5.5％増）、営業利益118億4500万円（9.8％増）、経常利益120億8000万円（7.0％増）、親会社に帰属する当期利益82億1000万円（22.3％増）となった。
引越業界は、新設住宅着工戸数と移動者数は横ばいで推移しており厳しい状況が続いている。しかし、この様な状況の下、従業員の労働時間に配慮し、受注を取り込んだことにより、作業件数は82万3257件（2.2％減）となったが、同社グループは着実な経営努力をした結果、引越単価が前年同期比5.9％増と上昇したことにより引越事業は好調に推移した。
次期は、売上高1137億8900万円（3.9％増）、営業利益124億3700万円（5.0％増）、経常利益127億700万円（5.2％増）、親会社に帰属する当期利益88億9700万円（8.4％増）を見込んでいる。
