内外トランスラインは5月12日、同日開催の取締役会において、同社連結子会社である内外釜山物流センターが、THE NICE KOREA CORPORATIONから物流倉庫を取得することについて決議したと発表した。
同社グループは、2023年1月から2027年12月に至る中期経営計画を策定しており、同社の主力事業である混載貨物輸送事業に加え、航空貨物輸送、国際複合一貫輸送、通関事業、倉庫事業等の事業領域を拡大し、国際総合フレイトフォワーダーとしての地位と業績を確立することを計画している。
今回の釜山新港地域における物流倉庫の取得は、同社グループが現在、韓国ですでに展開している倉庫ビジネスをさらに拡大させ、インド等海外で手がけている倉庫とあわせて、将来的に貨物輸送事業と並ぶ新たな柱へと育てていくことを目的としている。
■取得資産
対象資産:倉庫建物
所在地:大韓民国慶尚南道昌原市鎮海区南門洞 1190-1
倉庫面積:3万239.94m2
契約金額:約180億ウォン(約18億円)
■相手先の概要
名称:THE NICE KOREA CORPORATION
所在地:大韓民国慶尚南道昌原市
事業内容:物流倉庫運営、物流周旋事業
資本金:160億3600万ウォン(約16億300万円)
設立年月日:2013年1月
大株主及び持株比率:ナイス 100%