東京都港湾局、日本郵船、ユニエツクスNCT、三井E&S及び岩谷産業は、東京港大井コンテナふ頭において、タイヤ式門型クレーン(以下、RTG)に燃料電池(以下、FC)を実装し、水素を燃料とした荷役作業を実施するため、協定を締結したと発表した。同プロジェクトの成果を広く展開することで、荷役機械等の水素利用の普及促進を図り、東京港の脱炭素化を推進していく。
プロジェクトの名称は、「東京港における荷役機械のFC化プロジェクト」。実施場所は東京都品川区八潮二丁目5番2号(大井ふ頭6/7号バース 日本郵船東京コンテナ・ターミナル内)。
主な実施内容は、荷役機械のディーゼルエンジン発電機のFC発電装置への換装や、荷役機械に対する水素供給体制の構築、荷役機械による荷役作業の実施(荷役機械に対する水素充填を含む)。
今後、2023年に事前調査・計画、FC発電装置等の設計・製作をおこない、2024年~2025年にFC発電装置への換装、水素を燃料とした荷役の実施、検証等を実施する。
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