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日本郵船/2050年カーボンニュートラルへ「GXリーグ」に参画

2023年06月07日/SCM・経営

日本郵船は6月7日、今年度から本格稼働する「GXリーグ」へ参画すると発表した。

「GXリーグ」は、2050年カーボンニュートラル実現に向け、現在および未来社会における持続的な成長実現を目指す企業が同様の取り組みを行う企業群や官公庁、大学と一体となりGX(グリーントランスフォーメーション)に向けた挑戦を行い、経済社会システムの変革や新たな市場を創るための実践を行う場。

<GXリーグ(ロゴ)>
20230607nihonyusen - 日本郵船/2050年カーボンニュートラルへ「GXリーグ」に参画

同社グループは、2021年9月に外航海運事業における温室効果ガス(以下、GHG)排出量削減の長期目標を「2050年までのネット・ゼロエミッション達成」とすることを決定し、顧客をはじめとした様々なステークホルダーの協力を得て各種燃料節減・GHG削減活動、船舶燃料のLNG化の推進、水素やアンモニアをはじめとするゼロエミッション燃料の実用化に向けた研究や実証事業に積極的に取り組んでいる。

また、2023年3月10日に中期経営計画 “Sail Green, Drive Transformations 2026 – A Passion for Planetary Wellbeing -”を発表し、2030年に向けた新たなビジョン「総合物流企業の枠を超え、中核事業の深化と新規事業の成長で、未来に必要な価値を共創します」を掲げ、ESGを中核とした成長戦略を推進している。

こうした同社の取り組みは「GXリーグ」の趣旨に合致するものとし、2022年度に経済産業省が公表した「GXリーグ基本構想」への賛同に続き、同リーグに参画することとした。同社はGXリーグへの参画を通じ、様々なステークホルダーの共創をさらに加速させ、カーボンニュートラル社会の実現と経済社会システムの変革に貢献してくとしている。

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