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ヤマト運輸/宅配便3商品がカーボンニュートラリティを継続して達成

2025年01月31日/3PL・物流企業

ヤマト運輸は1月31日、気候変動に配慮した輸送サービスの提供を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、2022年度に続き、2023年度の「宅急便」「宅急便コンパクト」「EAZY」(宅配便3商品) のサービスについても、国際規格ISO 14068-1:2023 に準拠したカーボンニュートラリティ宣言を行った。

<認証書授与の様子、左からヤマト運輸の長尾裕 社長、BSIジャパンの 漆原将樹 社長>
20250131yamato - ヤマト運輸/宅配便3商品がカーボンニュートラリティを継続して達成

宣言については、第三者機関である BSIグループジャパンの検証を受け、国際規格ISO 14068-1:2023に準拠したカーボンニュートラリティであることの認証を2024年12月24日に取得し、2025年1月31日に認証書が授与された。

また、同社は環境省が推進する脱炭素社会実現を目指す国民運動「デコ活」に賛同し、宅配便3商品のカーボンニュートラリティ宣言を通じて、国民・消費者の新しい暮らしを後押ししていくとしている。

なお、2023年度におけるカーボンニュートラリティの達成についてでは、EVや太陽光発電設備の導入などによりGHG排出量を削減し、未削減排出量(233万t-CO2e)については、カーボンクレジット使用によるオフセットを実施することで、国際規格ISO 14068-1:2023に準拠したカーボンニュートラリティを達成した。

クレジットについては、再生可能エネルギーに関する24個の排出量削減プロジェクトを選定した。クレジットは、いずれも第三者認証機関が認めたものとなる。

2050年度までの宅配便3商品のカーボンニュートラリティ計画については、今後もEVや太陽光発電設備の導入など自社努力によるGHG排出量削減に向けた取り組みを計画的に実行し、BSIジャパン検証のもと、長期目標である2050年度までカーボンニュートラリティを維持し、持続可能な未来の実現に貢献するとしている。

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