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商船三井等/東アフリカの物流強化へ大手企業と戦略的提携

2023年06月12日/国際

商船三井は6月12日、グループ会社の商船三井ロジスティクスと共同で、モーリシャスを拠点とするコングロマリット ロジャーズ・グループの物流部門 Velogic(べロジック)のケニアにおけるロジスティクス子会社 General Cargo Service(以下、GCS Velogic)と戦略的提携を目的とした覚書を5月26日に締結したと発表した。

<同覚書に携わった商船三井グループとGCS Velogicのメンバーの集合写真>
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<イメージ図>
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GCS Velogicは、通関業、トラック輸送、倉庫業、サプライチェーン金融、物流DXサービスを提供しており、約170台のトラックと、ナイロビ、モンバサとナクルにオフィスや倉庫を保有し、約490人の専門チームを有している。

商船三井グループは、現在ケニアにおいて現地法人 MOL Shipping (Kenya)と、MLGのナイロビ支店を有し、アフリカ発着の海上輸送、航空輸送のフォワーディング事業に加え、内陸輸送事業も行っている。

内陸輸送については、これまでもGCS Velogicへの業務委託などを通じて同社と連携しサービスを提供してきたが、今回の覚書締結により、商船三井グループの世界的なネットワークと海運、インフラ、物流業界の専門知識と、GCS Velogicの東アフリカ地域のローカルネットワークと物流事業ノウハウを融合させ、東アフリカの物流課題の解決、新規産業の創出、経済の発展に貢献することを目指す。

具体的には、ケニアや周辺諸国において、フォワーディング、通関、倉庫マネジメント、陸送等を含むトータルロジスティクスサービスを共同で提供するとともに、コールドチェーン、物流DXおよびロジスティクス関連の新規事業開発を共同で推進する。

■GCS Velogic社概要
名称:General Cargo Services
主な事業内容:通関業、トラック輸送、倉庫業、サプライチェーン金融、物流 DXサービス等
設立年:1976年
本社所在地:ナイロビ

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