フェデックスエクスプレス（フェデックス）は6月14日、同社がUEFAチャンピオンズリーグの公式スポンサーであることから、同リーグの名場面を記念する 4つの巨大な段ボール彫刻を公開したと発表した。
＜アタテュルク・オリンピック・スタジアム場外で展示されたダンボール彫刻＞
6月11日のマンチェスター・シティ FC 対 FC インテルナツィオナーレ・ミラノのチャンピオンズリーグ決勝戦に先立ち、クリスティアーノ・ロナウド、リオネル・メッシ、スティーヴン・ジェラード、ガレス・ベイルの彫刻が、アタテュルク・オリンピック・スタジアム場外で展示された。
段ボール彫刻を作成するという「Champions Unboxed プロジェクト」は、オーバーヘッドキックやユニークなゴールパフォーマンスなど、UEFA チャンピオンズリーグにおいて選手たちが繰り広げた伝説的かつ歴史的瞬間を形にした。これらの彫刻はフェデックスの段ボール箱のリサイクル材のみで制作されている。
彫刻はそれぞれ、2005年に魔の「イスタンブールの奇跡」での反撃に貢献したスティーヴン・ジェラード、2008年のイングランド勢同士の決勝、対チェルシーFC戦での先制ゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウド、2009年の対マンチェスター・ユナイテッド FC 戦でゴールパフォーマンスをおこなったリオネル・メッシ、そして2018年の対リバプールFC戦での驚異的なオーバーヘッドキックを放ったガレス・ベイルを形にした。
制作したのは世界で活躍するカナダの彫刻家・アーティスト、ローレンス・ヴァリエール氏で、その素晴らしい作品は世界中の観客を魅了してきた。 今回の彫刻は数か月間で仕上げられ、130個のリサイクル段ボール箱が使用された。サッカーファンによるUEFAチャンピオンズリーグ決勝戦のベストゴールを決定するSNS上での投票では、最高の決定的瞬間が選ばれた。
フェデックスは、史上最高の決勝戦として広く知られる、アタテュルク・オリンピック・スタジアムにおけるリヴァプールFC対AC ミラン戦から18年目を迎えるにあたり、同スタジアムの場外で彫刻を公開した。AC ミランの地元のライバルである FCインテルナツィオナーレ・ミラノは、今年の決勝でイングランドの巨人、マンチェスター・シティ FCと対戦した。
＜ダンボール作品の制作風景＞
サッカーファンはイスタンブールで開催される UEFA チャンピオンズフェスティバルで彫刻を間近に見ることができるほか、アーティスト本人と交流したり、フェデックスのワークショップで決勝戦を記念した段ボール作品の制作を体験したりすることができる。このフェスティバルは、イェニカプ地区で4日間にわたって開催され、旅行者や地元のファンが参加できるさまざまなアクティビティが用意される。
