福山通運と小丸交通財団は6月13日、福岡県糸島警察署と共同で、糸島市立桜野小学校の全校児童101名を対象にした交通安全教室を同7日に開催したと発表した。
桜野小学校は、車の交通量の多い幹線道路に面しているため、車の特性や危険性を知り、登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたい糸島警察署の要請を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、交差点や横断歩道における安全行動等について体験学習を行った。
児童からは「交差点は危ないことがたくさんあったので、必ず一歩下がって信号を待つようにします」など、交通安全意識を強くした感想があった。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的として2013年9月9日に創立。全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っているほか、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。