ナビタイムジャパンは6月21日、配達員の業務をサポートする配達専用アプリ「配達NAVITIME」にて、同日より、配達業務用アプリとしては初めて、自転車と原付バイク(第一種原動機付自転車(排気量50cc以下・特定原付を除く、以下原付一種)、第二種原動機付自転車(排気量50cc超125cc以下、以下原付二種))に対応し、各車両の交通規制等を考慮した専用のルート検索やナビゲーションが可能となると発表した。
設定画面で、「配達車両」(自動車/原付バイク/自転車)を選択できるようになり、各車両にあったルート検索・ナビゲーションが可能となる。自社で整備した二輪車の交通規制データから、自動車専用道を避けるなど、各車両専用のルートを検索でき、走行中には自転車や原付バイクの事故多発地点を注意喚起するなど、安心・安全に運転できるナビゲーションを行う。設定中の車両は、地図トップ画面上でもアイコンで確認できる。
出前やフードデリバリーなど、自転車やバイクによる宅配需要が増加していることからこの機能に対応したもの。また、自転車やバイクの高速道路への誤進入も社会課題となっており、誤進入の車両種別内訳では、原付バイクが57%、自転車が13%となっているデータもある。自転車・原付バイク設定時には、高速道路は通らないなど車両に合わせた専用のルート検索とナビゲーション機能で安心・安全な配達をサポートし、事故削減に寄与したいとしている。