環境省は8月1日、横浜港の南本牧ふ頭で約50匹、本牧ふ頭で約80匹のヒアリを確認したと発表した。
ヒアリは、7月27~28日にかけて両ふ頭で実施した全国港湾調査の中で発見されたもの。コンテナヤードの舗装の継ぎ目や亀裂から出入りしていることを確認し、専門家による調査でヒアリであることを確認した。発見された個体は全て働きアリ。
環境省では、引き続き、発見場所で目視やトラップによる調査・防除を横浜市等と協力して実施し、定着防止に取り組むとしている。
2017年6月の国内初確認以降、これまでのヒアリの確認事例は8月1日現在で、18都道府県、計104事例目(2023年度11・12事例目)。