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鴻池運輸/多摩営業所でトラックの日常点検などDX化推進

2023年09月12日/IT・機器

現場DXプラットフォーム「カミナシ」を提供するカミナシは9月21日、鴻池運輸 多摩営業所が車両点検の効率化を目的に同プラットフォームを導入したことを発表した。

<現場DX化を推進(イメージ)>
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鴻池運輸は、2022年に「2030ビジョン」を策定し、配送業務や管理業務を推進している。今回の導入先である多摩営業所では、車両点検業務のデジタル化・均質化、また、新人ドライバーへのノウハウ共有の効率化、加えて、点検結果を確認・管理する業務の効率化・ペーパーレス化を目的に「カミナシ」の導入を決定した。

「カミナシ」は、作業チェックなど現場の業務フローをノーコードでデジタル化する現場DXプラットフォーム。これまで紙やエクセルで行っていた手書き情報のデータ化から集計、報告など、作業をノーコードでアプリにすることで、現場での正しい作業ナビゲーションの徹底やチェックデータのリアルタイムな一元管理を実現する。

「カミナシ」の活用により、ドライバーの育成コストや点検業務の効率化につながり、またこれまで紙帳票で行っていた車両点検をデジタル化することで、管理者の業務効率化や年間1万2000枚以上の紙を削減することができた。

こうした成果により今後、鴻池運輸では車両点検以外に倉庫などの温度管理や清掃記録など、紙で運用している業務のデジタル化に順次着手する予定だ。

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