福山通運及び小丸交通財団は9月14日、尾道市立土堂小学校(広島県)において、1、2、3年生41名を対象に、同月13日に交通安全教室を開催したと発表した。
車の特性や危険性を知り、登下校中の交通事故防止や交通安全意識の向上を図りたい学校の要請を受け、トラックの特性や危険性の実体験や、交差点や横断歩道における安全行動等について体験学習を行った。
参加した児童からは「トラックの運転席からは見えないところがたくさんあったので、周りで遊ばないようにします」など、交通安全意識を強くした感想があった。同社は、これからも子どもたちの交通事故が1件でも減少するよう、警察署や自治体と連携して交通安全の啓発に努めていくとしている。
小丸交通財団は、交通安全思想の普及啓発活動を目的に2013年9月9日に創立され、全国の小学校を中心とした交通安全教室の開催や交通事故防止の啓発活動を行っている。また、海外で日本語を学ぶ学生に学習成果を発表する機会を提供し、交通安全意識の向上や日本との文化交流を目的に日本語作文スピーチコンテストを開催するなど、持続可能な開発目標(SDGs)を支援している。