アート引越センターは9月27日、デジタルトランスフォーメーション（DX）施策の一環として、新サービスである「引越しAI見積りアプリ」（名称仮）の開発に着手したと発表した。引越しの見積りをする際、顧客自身で部屋の中をスマートフォンで撮影するだけで、AIが自動で見積りを算出してくれる画期的なアプリで、同アプリを使用したサービスの開始は2024年2月を予定。なお、開発パートナーには、アイスリーデザインが参画している。
＜開発中のアプリ（イメージ）＞
同アプリを通じて顧客が部屋を撮影すると、そのデータを基に3Dモデルが自動で生成され、物量積算AIエンジンによって自動で見積り金額が算出される仕組み。同アプリを利用すれば、24時間顧客の好きな時間に部屋を撮影するだけで、わずか数分で見積り金額を算出することが可能となる。
同社はこれまでも、手書きで行っていた見積りのタブレット化や、インターネット上で見積りが完結する「単身引越スイスイ！お見積り」、テレビ会議システムを利用したリモートLive見積「ミライ」など、ITを活用した見積りシステムを導入してきた。今回、業界に先駆けて最先端のテクノロジーを取り入れた改革をさらに行うことで、引越のリーディングカンパニーとして、引越業界の発展を目指す。
