国土交通省は10月2日、国土交通省港湾局が運営し、民間事業者間の物流手続を電子化する「サイバーポート(港湾物流)」(Cyber Port)が、自社システムから「輸出入・港湾関連情報処理システム」(NACCS)への輸出入通関手続等の実施が可能となるAPIを、本日公開したと発表した。
2023年3月より、Cyber Portでは、Web画面上から輸出入申告等82のNACCS業務を実施できる機能を提供してきた。今回、新たに自社システムなどから直接Cyber PortのNACCS連携機能が実行できるAPIを公開したもの。
これにより、各企業の自社システムやパッケージソフトに容易にNACCS業務を組み込める、また、自社システムにNACCSとの送受信情報を保持できるといったメリットがある。
APIの利用を検討する人は、Cyber Portのポータルサイトを確認。
なお、このAPIの利用にあたっては、Cyber Portの使用料(令和7年度中までは無料、令和8年度以降は月額1社6600円)及びNACCSの使用料(従来どおりNACCSセンターの規定による)が必要になる。
■Cyber Port・CONPAS ポータルサイト
https://www.cyber-port.net/
■輸出入・港湾関連情報処理センター
https://www.naccs.jp/
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