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CRE/埼玉県で新物流施設を着工、愛知県では大型施設を満床竣工

2023年10月06日/物流施設

シーアールイーは10月2日、埼玉県草加市で「ロジスクエア草加II」を10月1日に着工。また、愛知県一宮市で開発を進めていた大型物流施設「ロジスクエア一宮」が9月30日に竣工したと発表した。

<ロジスクエア草加IIの完成イメージ図>
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「ロジスクエア草加II」は4階建て延床面積1万6100.40m2の施設で、2024年9月末の竣工を予定している。

草加・八潮エリアは、都心部に隣接したロケーションと各主要高速道路への良好なアクセスから埼玉県内屈指の物流の要衝。同施設の開発地は首都高速三郷線「八潮南IC」から3.6km、東京外環自動車道「三郷西IC」から3.4km、「草加IC」から3.9kmに位置し、また、半径5km圏内に25万人の労働力人口を有していることから、交通アクセスと雇用確保の両面で物流業務に適した立地条件を備えている。

建物はボックス型で、施設のマスタープランとしては、トラックバースを西側・南側の2面に配置し、計16台分の高床式トラックバースを設けるほか、敷地内に6台分のトラック待機場を整備することで、多種多様な入出庫オペレーションが可能な汎用性のある施設計画とする。

倉庫部分では、外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用、床荷重は1.5t/m2(各階2.5tフォークリフト対応可)、梁下有効高は各階5.5m以上を確保する計画。昇降設備は、荷物用エレベーター(積載荷重3.5t、45m/min)2基、垂直搬送機2基、ドックレベラー2基の実装を計画している。

環境対策としては、全館LED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、BELS評価の認証を取得予定。エンバイオ C・エナジーによる屋上太陽光発電システム導入では、発電した電力の自家消費に加え、一部を施設内に蓄電し、停電時に非常用電力として使用できる蓄電池システムの導入も計画している。

■ロジスクエア草加II
所在地:埼玉県草加市松江
敷地面積:7772.22m2(2351.09坪)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造4階建て
延床面積(予定):1万6100.40m2(4870.37坪)
着工:2023年10月1日
竣工:2024年9月下旬(予定)
設計施工:鈴与建設

<ロジスクエア一宮>
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「ロジスクエア一宮」は、4階建て延床面積6万641.34m2のマルチテナント型施設。トランコムと佐川グローバルロジスティクスの2社が入居し、満床状態で竣工を迎えた。

<位置図>
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名神高速道路と東海北陸自動車道の結節点である「一宮JCT」や、地方主要道路の西尾張中央道に隣接していることに加え、東海北陸自動車道「一宮稲沢北IC」から0.5km、「一宮西IC」から3.8kmと至近で、これらの道路ネットワークによって名古屋市内への配送のほか、広域物流拠点としても活用できる立地にある。

<倉庫>
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建物は、1階と3階にトラックバースを配置し、ランプウェイで3階へ大型車両が直接乗り入れ可能な構造。最上階には、雇用促進、職場環境の向上を目的として、入居テナントが利用できるカフェテリアを配置した。

倉庫部分では、外壁に金属断熱サンドイッチパネルを採用、床荷重は1.5t/m2(2.5tフォークリフト対応可)、梁下有効高5.5m以上(一部除く)、照度は平均300ルクスを確保。昇降設備は、荷物用エレベーター(積載荷重4.1t)8基、垂直搬送機3基を実装している。昇降設備や事務室は将来的な増設に対応しており、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様となっている。

環境対策では、全館でLED照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮することで、CASBEE 建築(新築)のランクA、BELS評価のファイブスター、ZEBの認証を取得している。今後は、エンバイオ C・エナジーによる屋上太陽光発電システム導入が予定されており、発電した電力を自家消費するとともに、FITを活用して余剰売電する計画だ。

■ロジスクエア一宮
所在地:愛知県一宮市萩原町東宮重字江北17-1外
敷地面積:2万7863.83m2(8428.80坪)
用途地域:なし(市街化調整区域)
主要用途:倉庫(倉庫業を営む倉庫)
構造規模:鉄骨造 地上6階建て(倉庫:4階建て)
延床面積:6万641.34m2(1万8344.00坪)
着工:2022年8月1日
竣工:2023年9月30日
設計施工:塩浜工業

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