ヤマト運輸は10月16日、「第 10 回全国安全大会」を中部トラック総合研修センター(愛知県みよし市)で、同月15日・16日に開催したと発表した。4年ぶりの開催となる今大会では、競技種目にドライブレコーダー映像による「運転行動評価」、競技部門に「入社2年未満部門」「中型/大型車部門」を新設。ヤマトグループ5社の6万人以上のドライバーから、各社・各地域の選考会を突破した36名が出場し、安全運転の技能や知識を競い合った。
ヤマト運輸は、「安全第一、営業第二」というヤマトグループの基本理念のもと、安全意識や運転技能の向上を目的に「全国安全大会」を2012年から労使共催で開催し、今大会で第10回となる。
ヤマトグループは 2021年4月からグループの経営資源を結集した「One ヤマト」の経営体制を開始しており、従来の小型車(2トン)に加え、今回「中型(4トン)/大型(10トン)車部門」を新設したことで、幹線輸送などを担うグループ会社3社(ヤマトマルチチャーター、ヤマトボックスチャーター、神戸ヤマト)が初めて出場した。
大会結果は、「入社2年未満部門」では有井健雄さん(ヤマト運輸 中国・四国統括 山口主管支店)、「2トンMPバン部門」では磯部智一さん(同中部統括 東静岡主管支店)、「中型/大型部門」では紺田修二さん(同北海道統括 札幌主管支店)が、それぞれ優勝した。
ヤマトグループは、引き続き地域の顧客の安全を確保し、社会から安心・信頼される企業を目指すため、様々な安全に関する取り組みを推進していくとしている。