三菱倉庫は10月17日、同社のインドネシア現地法人であるインドネシア三菱倉庫会社(MLI)が、ニップンのグループ会社である PT NIPPN PRODUCTS INDONESIA向けに新工場施設の賃貸を開始したと発表した。
MLIでは、2018年より敷地内にBTS型の工場建屋を建設し賃貸するとともに、隣接する4温度帯物流施設において原料・製品の輸出入・保管配送サービスを提供し、物流と不動産賃貸を組み合わせて顧客の物流最適化に寄与している。
三菱倉庫は、海外事業の拡大を目指し、特にASEANではコールドチェーンの拡充に注力しており、今後もインドネシアを始めとして顧客のグローバルなサプライチェーンマネジメントの最適化に貢献していくとしている。
■新賃貸工場の概要
住所:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県チカラン地区MM2100工業団地(インドネシア三菱倉庫MM2100 Distribution Center内)
敷地面積:4416m2(総床面積2470m2)
稼働時期:2023年9月 (2023年10月12日竣工式)
■インドネシア三菱倉庫MM2100配送センターの概要
名称:インドネシア三菱倉庫会社MM2100 Distribution Center
住所:インドネシア共和国西ジャワ州ブカシ県チカラン地区MM2100工業団地
建物概要:鉄骨鉄筋コンクリート造、平屋建(一部2階建)
約1万8000m2(内、定温庫6500m2、冷蔵庫1000m2、冷凍庫400m2)
認証取得:ハラール認証(入出庫、保管、流通加工、陸上輸送)
医薬品GDP認証(倉庫保管(2℃~8℃、18℃~22℃、常温)、入出庫)
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