拓洋は10月26日、千葉県山武郡芝山町で建設を進めていた物流施設「いちご芝山物流センターI」が11月30日に竣工予定であると発表した。
＜「いちご芝山物流センターI」完成予想図＞
「いちご芝山物流センターI」は、2022年12月に着工。いちご地所が施主となり、拓洋が設計施工マスターリースをする。敷地面積1万5801.49m2、建築面積5963.63m2の鉄骨造平屋建て倉庫。
立地は、東関東自動車道「酒々井IC」まで13.5km、成田空港まで県道106号経由で13分、都心部へ車で1時間12分でアクセス可能。また、大栄～横芝間で開通工事が進められている圏央道のICから4kmと、さらなる利便性向上が期待できるエリアに位置する。
建物はシステム建築を採用し、最大無柱スパン45m、自由なレイアウトが可能な仕様となっている。同施設は大阪府泉佐野市に本社を構えるウイングエキスプレスに賃貸し、同社の関東拠点として12月から稼働運営を開始する予定だ。
施主のいちご地所は、サステナブルな顧客目線にそった物流施設開発に全国で注力していく方針。拓洋との共同事業は今回が第一号で、今後も全国数拠点で予定している。
拓洋は、今後も顧客が使用しやすい適正価格で汎用性の高い倉庫を全国で開発運営していく戦略であり、芝山町ではさらにもう一棟、同規模の倉庫の開発を予定している。
＜位置図＞
■「いちご芝山物流センターI」概要
所在地：千葉県山武郡芝山町岩山816
敷地面積：1万5801.49m2
建築面積：5963.63m2
延床面積：5963.63m2
構造・規模：鉄骨造 地上1階
施主：いちご地所
設計・施工：拓洋
着工時期：2022年12月
竣工時期：2023年11月（予定）
入居：2023年12月1日（予定）
