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トランコム/4~9月の売上高横ばい、営業利益1.1%減

2023年10月30日/決算

トランコムが10月30日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高838億6800万円(前年同期比0.0%減)、営業利益36億3200万円(1.1%減)、経常利益36億8300万円(3.5%減)、親会社に帰属する当期利益23億4700万円(29.3%減)となった。

セグメント別では、ロジスティクスマネジメント事業の売上高277億5600万円(1.8%増)、営業利益20億5400万円(2.4%増)だった。

売上高は北関東エリアC-AREA蓮田での日用品の物流業務の寄与に加え、新たなカテゴリーの物流業務が拡大したことにより増収となった。営業利益は、新たなC-AREAの開設に伴う先行費用の計上はあったが、北関東エリアでの日用品及び菓子の業界別プラットフォーム構築が利益貢献し増益となった。

物流情報サービス事業の売上高461億9200万円(0.0%減)、営業利益11億1000万円(15.6%減)だった。

消費の弱まりにより荷動きは鈍化傾向だったが、貨物情報数は前年同期比1.8%増加、一方で空車情報数は同2.7%減少、成約件数は同0.4%増加となった。売上高は、成約件数は増加したものの、定期輸送が大幅に減少したことにより減収となった。営業利益は、新たな拠点の開設とそれに伴う人員増加、適正な運賃の支払いにより減益となった。

通期は、売上高1717億7000万円(2.4%増)、営業利益71億円(4.5%減)、経常利益71億7000万円(5.3%減)、親会社に帰属する当期利益46億5000万円(21.2%増)を見込んでいる。

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