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アルプス物流/4~9月の売上高6.2%減、営業利益34.1%減

2023年10月30日/決算

アルプス物流が10月30日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高584億8500万円(前年同期比6.2%減)、営業利益27億6900万円(34.1%減)、経常利益32億5200万円(36.2%減)、親会社に帰属する当期純利益18億7600万円(36.9%減)となった。

電子部品物流事業では、半導体などの部品供給不足が緩和に向かい車載関連の生産は回復傾向となったが、需要が低迷しているパソコン、スマートフォンなどの民生機器、情報通信機器関連の生産は低調に推移した。また、貨物取扱量減少の影響等により売上高は減収した。この結果、電子部品物流事業の売上高は311億8100万円(13.7%減)、営業利益16億9300万円(43.2%減)となった。

商品販売事業では、北米向けの車載関連で電子デバイスの販売が増加し売上高が増加。利益は原価率上昇などの影響により減益となり、売上高130億6200万円(5.3%増)、営業利益5億1500万円(17.4%減)となった。

消費物流事業では、宅配需要低下などの影響により生協宅配の取扱い量は若干減少。EC通販関連では、荷動きが堅調に推移したことなどにより売上高は増加。利益は自働化による効率改善、労務費削減などにも取り組んだが、倉庫増床による賃借料、支払運賃などのコスト増加要因により減益となった。この結果、売上高142億4000万円(2.8%増)、営業利益億5億6000万円( 6.0%減)となった。

通期は、売上高1230億円(1.5%増)、営業利益67億円(16.7%減)、経常利益62億円(29.5%減)、親会社に帰属する当期純利益38億円(24.5%減)を見込んでいる。

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