サンリツが11月6日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高95億4800万円（前年同期比4.2％減）、営業利益3億5900万円（36.6％減）、経常利益4億6000万円（40.8％減）、親会社に帰属する当期純利益3億1300万円（42.1％減）となった。
売上高は、半導体製造装置及び工作機械の輸出が減少傾向にあり、出荷待ち製品の保管が増加したものの、工作機械輸出に伴う海上運賃が前期に比べて大幅に下落したため減少した。
営業利益は、材料費等の値上がり分について、顧客への価格転嫁の交渉を引き続き行いつつ、使用資材の見直しによるコスト削減等に努めたが十分に補うことができなかったことに加え、人材の確保を積極的に行ったことにより販売費及び一般管理費が増加したため減少した。
セグメント別では、梱包事業部門では売上高68億9900万円（6.7％減）、セグメント利益6億3700万円（13.1％減）となった。
運輸事業部門では売上高11億4900万円（6.6％減）、セグメント利益5500万円（47.1％減）。倉庫事業部門では、売上高13億7500万円（14.3％増）、セグメント利益3億600万円（12.8％増）となった。
通期は、売上高205億円（0.8％増）、営業利益9億円（11.7％減）、経常利益8億5000万円（29.4％減）、親会社に帰属する当期純利益5億6000万円（42.9％減）を見込んでいる。
