丸全昭和運輸が11月8日に発表した2024年3月期第2四半期決算によると、売上高686億400万円(前年同期比1.9%減)、営業利益60億4700万円(3.5%減)、経常利益65億2400万円(4.2%減)、親会社に帰属する四半期純利益48億6700万円(6.3%増)となった。
物流事業の売上高は596億3200万円(2.0%減)、営業利益は51億2400万円(3.5%減)だった。
このうち、貨物自動車運送事業については、関東地区では、非鉄金属や半導体機器の取扱い減少があったが、住宅資材や建設機械等の取扱い増加があった。中部地区では、ステンレス製品の取扱い減少があった。関西地区では、産業用機器の取扱い減少があったが、住宅設備機器や電力機器関連の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い減少があったが、貨物自動車運送事業全体では、若干の増収となった。
港湾運送事業については、関東地区では、建設機械や車両の取扱い増加があったが、穀物や非鉄金属の取扱い減少があった。中部地区では、自動車部品の取扱い減少があり、港湾運送事業全体では、減収となった。
倉庫業については、関東地区では、住宅資材や合成樹脂の取扱い減少があったが、化成品や食品の取扱い増加があった。中部地区では、住宅設備機器の取扱い増加があった。関西地区では、日用雑貨や油脂の取扱い増加があった。さらに、モーター関連製品の取扱い減少があったが、倉庫業全体では、増収となった。
鉄道利用運送事業については、住宅資材の取扱い増加があり、増収となった。
構内作業及び機械荷役事業の売上高は79億400万円(0.5%減)、営業利益は6億9600万円(2.8%減)。
その他事業の売上高は10億6700万円(6.7%減)、営業利益は2億2600万円(5.7%減)だった。
通期は、売上高1450億円(2.9%増)、営業利益140億円(10.3%増)、経常利益150億円(8.8%増)、親会社に帰属する当期純利益107億円(19.8%増)を見込んでいる。
丸全昭和運輸 決算/4~6月の売上高2.7%増、営業利益10.0%増