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日本コンセプト/1~9月の売上高23.3%減、営業利益27.0%減

2023年11月14日/決算

日本コンセプトが11月14日に発表した2023年12月期第3四半期決算によると、売上高131億9300万円(前年同期比23.3%減)、営業利益27億4300万円(27.0%減)、経常利益29億3900万円(20.9%減)、親会社に帰属する四半期純利益20億5000万円(20.1%減)となった。

同期は、国際輸送売上が前年同期を下回ったものの、タンクコンテナの特色を生かした貨物の保管業務や加温業務等のタンクコンテナ輸送に附帯する売上高が順調に推移した。

加えて、2024年問題が迫るなか、モーダルシフトの活用、全国8か所の支店を生かしたSTOCK&DELIVERYの提案による長距離輸送の削減提案を推進することで、従来の国内輸送形態からの変更案件の獲得に注力したほか、ケミカルタンカーからタンクコンテナへの輸送モード切替への営業戦略の徹底を図り、営業を強化した。

また、海上運賃の低下による売上原価の低減や円安による為替差益の計上も収益向上に寄与している。

通期は、売上高180億円(22.0%減)、営業利益32億800万円(34.3%減)、経常利益34億1300万円(27.5%減)、親会社に帰属する当期純利益23億7000万円(27.3%減)を見込んでいる。

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