イケア・ジャパンは12月6日、配送協力会社であるSGムービングとの連携のもと、既存の2台に加え、新たに17台のEVトラックを今年10月から12月にかけて導入すると発表した。これにより、国内のラストワンマイル配送のトラック配送を全国で25%ゼロエミッション化することを目指す。
<左から、日本電動化研究所 和田憲一郎 代表、イケア・ジャパン ペトラ・ファーレ社長、SGムービング 角本高章 社長>
イケアは2030年までにビジネスを成長させながら、全てのバリューチェーンからの温室効果ガスの絶対排出量を、2016年と比較して50%削減することを目指している。この取り組みの一環として、「2025年までにラストワンマイル配送のトラック配送をゼロエミッション車に切り替える」という目標を掲げ、脱炭素の取り組みを進めている。
今回、導入したEVトラックは、三菱ふそうトラック・バスが開発した「eCanter」。イケア店舗があるエリアのSGムービングの拠点に配置される。またイケア・ジャパンでは、自社配送によるラストワンマイル配送で7台のEV軽自動車を、店舗間配送において2台のEVトラック「eCanter」を運用している。
イケア・ジャパンは「サステナブルな社会の実現は、顧客やビジネスパートナー、自治体などのステークホルダーの協働・連携が不可欠」とし、今後も、配送での二酸化炭素削減を推し進め、100%ゼロエミッション配送に向けて取り組んでいくとしている。
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イケア/ラストワンマイル配送に三菱ふそう新型eCanter17台を導入