ACSLは12月25日、KDDI、KDDIスマートドローン、日本航空、東日本旅客鉄道、ウェザーニューズ、メディセオが、2023年12月14日から12月20日まで実施した医薬品のドローン配送実証に同社が開発した産業ドローン「PF2-CAT3」を提供したと発表した。
ACSLは国産産業用ドローンの開発において、特に、画像処理・AI のエッジコンピューティング技術を搭載した最先端の自律制御技術と、同技術が搭載された産業用ドローンを提供している。「PF2-CAT3」は、日本で初めて第一種型式認証を取得したドローン。
実証は東京都 西多摩郡で行われ、往復約4.8kmのレベル4飛行の実証に計9回成功した。「PF2-CAT3」として、国内3事例目のレベル4飛行となる。
＜実証に使用されたPF2-CAT3＞
＜配送先の桧原サナホームにドローンが着陸する様子＞
ACSLは今後、レベル4飛行に対応できる安全、安心なドローン開発を進めることで、重労働で危険な業務を無人化していくという目標の実現を目指す。また、ドローンの社会実装をさらに推進する考え。
