日本ロジスティクスシステム協会（JILS）は3月21日、「物流業界におけるDX人材の育成セミナー」を東京都港区の同協会本部で開催する。
ロジスティクス・物流の業界では、自動車運転業務の年間時間外労働時間の上限規制に伴う「2024年問題」への対応をはじめ、人手不足解消や生産性向上のための抜本的な取り組みが求められている。
この課題に立ち向かう方法の一つとして、デジタル技術を用いた「経営改革」であるDX（デジタルトランスフォーメーション）の推進が挙げられるが、その一方でDX推進で陥りがちな「間違い」を理解し、DX推進のあるべき姿を正しく捉える必要がある。
また、DX推進のためには「プロセス」、「求められる人材像」、「企業・団体における体制構築」といった観点から課題解決の道筋をつくり、これらを効果的に連動させることが求められる。
同セミナーでは、ロジスティクス・物流でのDX推進の「考え方・着眼点」を、物流業界の現状と今後、DXの内容、DX人材育成の三部構成で解説する。
■開催概要
日時：3月21日（木）13:00～17:00
会場：日本ロジスティクスシステム協会本部（東京都港区海岸1-15-1）
参加料：【会員】27,500円／1名（税込）、【会員外】38,500円／1名（税込）
講師：アセンド 代表取締役社長 日下 瑞貴 氏
■プログラム
1.はじめに
・DX推進の「あるある」
2.物流業界の現状と今後
・物流需給の動向、今後の業界動向
3.DX・物流DX
・DXの全体像、DXのポイント及びソリューション
4.DX人材の育成
・DX実現のプロセス・人材像
・DX推進の体制・打ち手
・（補論）人材制度の基礎知識
5.クロージング
・講義内容のまとめ
