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キユーソー流通/11月期の売上高2.8%増、営業利益9.1%増

2024年01月10日/決算

キユーソー流通システムが1月10日に発表した2023年11月期決算によると、売上高1846億1700万円(前年同期比2.8%増)、営業利益40億3000万円(9.1%増)、経常利益34億7000万円(6.5%増)、親会社に帰属する当期純損失13億3400万円(前期は14億5800万円の利益)となった。

共同物流事業の売上高は1267億3900万円(0.5%増)、営業利益は15億3100万円(7.7%減)だった。売上高は、上期に鶏卵供給不足の影響があったものの、下期における持ち直しの動きや、適正料金施策などにより増収となった。利益面は、軽油・電気代、倉庫・運送コスト、労務費などの増加に対する適正料金施策やコスト改善が進捗したものの、上期の電気代上昇や鶏卵供給不足の影響などで前年を下回った。

専用物流事業の売上高は389億8700万円(2.4%増)、営業利益は13億6400万円(3.0%減)だった。売上高は、チェーンストアやコンビニエンスストアとの既存取引や事業領域の拡大などにより増収となった。利益面は、増収による利益増加に加え、コスト改善などが進捗したものの、労務費などの費用が増加し、前年を下回った。

次期は、売上高1880億円(1.8%増)、営業利益46億円(14.1%増)、経常利益37億円(6.6%増)、親会社に帰属する当期純利益16億円を見込んでいる。

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