LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





エアロネクスト/輪島市の孤立地域に医療物資をドローン配送

2024年01月10日/3PL・物流企業

エアロネクストと戦略子会社のNEXT DELIVERYは1月10日、石川県輪島市からの要請を受けた日本UAS産業振興協議会(JUIDA)の活動に参加し、同市内でドローンによる医療物資輸送を同月7日から実施していると発表した。

災害時にドローンを活用して物資を被災地に届ける試みは、国内で初めて。

<輪島市で医療物資を配送する物流ドローン>
20240110aeronext - エアロネクスト/輪島市の孤立地域に医療物資をドローン配送

<ドローンで届けられた薬を確認する様子>
20240110aeronext1 - エアロネクスト/輪島市の孤立地域に医療物資をドローン配送

JUIDAは、1月4日に輪島市から要請を受け、同月6日からブルーイノベーションとLiberaware(リベラウェア)の協力の元、ドローンによる行方不明者の捜索や被害状況確認等の災害時活動を開始している。エアロネクストは、ACSLとともにJUIDAの活動に参加し、同月8日に1回目の飛行を実施し、輪島市文化会館から孤立地域内の鵠巣小学校避難所に向けてドローンで薬品を配送した。

具体的には、NEXT DELIVERYの運航チームが1月7日から現地に入り、同月8日にエアロネクストとACSLが共同開発した物流専用ドローン「AirTruck」を使用して、3km離れた鵠巣小学校避難所に約10分で住民3人分の薬をドローンで届け、着陸地点に戻る往復飛行を実施した。また、同月9日にも2回の飛行を実施し、医療品を届けた。

<物流専用ドローン AirTruck によって届けられた薬を受け取った様子>
20240110aeronext2 - エアロネクスト/輪島市の孤立地域に医療物資をドローン配送

関連記事

3PL・物流企業に関する最新ニュース

最新ニュース