NIPPON EXPRESS ホールディングス(HD)は1月15日、NXグループの長期ビジョン「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、企業価値の向上と社会課題の解決のために取り組むべき重要課題(マテリアリティ)を見直し、再特定したと発表した。
それによると、事業に関わる重要課題として、「サステナブル・ソリューションの開発・強化」を新たに特定。サステナビリティビジョンの一つである経済的価値の創出を促進していく。また、これまでも重要課題として取り組んできた「人権の尊重」については、その実現に向け責任ある企業活動に取り組んでいくことを明確にした。
DXの推進については、重要課題を推進するエンジンの一つとして位置付けるとともに、NXグループが一体となったサステナビリティ経営を推進するため、重要課題の各課題をより分かりやすい表現へと変更した。
同社グループは、重要課題を中長期経営計画と相互に連動させながら、各取組みを効果的に推進することで、サステナブル社会の実現に貢献するとともに、持続的な成長と企業価値向上を目指すとしている。
NXHD/自動運転トラック輸送サービスを展開する米企業へ出資