サトーとLOZIは6月24日、ユーザー固有のサプライチェーンに柔軟に対応できるトレーサビリティ・システムの提供を目指し、業務提携契約を2025年5月に締結したと発表した。
LOZIは、モノの動きを可視化しながらスマートフォンから「製・配・販」で必要なあらゆる情報を記録・蓄積・共有できるトレーサビリティソリューション「Smart Barcode」を提供しているスタートアップ企業。バーコードを製品のパスポートに置き換え、製造情報や異なる輸送手段・輸送会社による物流、販売、廃棄、リサイクル情報などを記録することで、サプライチェーン全体を繋ぎながら製品のライフサイクルを可視化することができる。
サトーが展開するラベルプリンターやRFIDソリューションは動脈物流に強みを持ち、LOZIの「Smart Barcode」との連携により、動脈と静脈物流と柔軟につなぐ高いシナジーが見込めるとしている。
両社は、今回の業務提携を機にデジタル製品パスポート(DPP)やサーキュラーエコノミーに対応した次世代トレーサビリティの提供を加速し、社会課題の解決に繋げたい考えだ。
SGムービング/廃棄物資源化事業でBIOTECHWORKS-H2と連携