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三谷産業イー・シー/石川県の製造・物流センターに新棟増築

2024年01月15日/物流施設

三谷産業のグループ会社で、主に北陸で化学品やLPガス・石油製品等の販売を行う三谷産業イー・シーは1月15日、化学品を中心とした受託加工機能と物流倉庫機能を持つ「製造・物流センター」(石川県金沢市)に「フードセンター」を増築し、同日稼働を開始したと発表した。

これにより、主に食品製造の付帯業務の小分け・パッケージ作業などにおいて、ロット数量に関わらず顧客の要望に柔軟かつ迅速に対応できるようになった。

<フードセンター外観>
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三谷産業イー・シーの化学品事業では、主に北陸のものづくり企業に対し原材料や副資材の供給、機器設備の販売、顧客の工場から発生する副産物の有効利用などを行ってきた。

2021年4月の「製造・物流センター」稼働開始により、化学品を中心とした受託加工機能と物流倉庫機能を強化。稼働開始後、化学品関連の付帯業務の依頼に加え、小分けやパッケージ作業などの食品製造関連の付帯業務に関する問い合わせが増加したという。

これを受け、三谷産業イー・シーでは「製造・物流センター」の未活用敷地を活用し、主に食品製造関連の付帯業務を受託する「フードセンター」を増築した。

<製造・物流センター全景>
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今後は、食品に加え、雑貨・化粧品の製造における付帯業務に対応できる体制を構築し、顧客の生産性の向上に貢献していくとしている。

三谷産業は、石川県金沢市で創業して95年、ベトナムで創業して29年の複合商社。北陸、首都圏、ベトナムを拠点に、化学品/情報システム/樹脂・エレクトロニクス/空調設備工事/住宅設備機器/エネルギーの6セグメントで事業展開している。

■増築棟概要
設備名:製造・物流センター フードセンター
建物床面積:1562.76m2 ※既存棟との合計:2893.64m2
敷地面積:4823.17m2
所在地:石川県金沢市大野町4
受託加工内容:小分け、詰め替え、調合、ブレンド加工、ピッキング、パッケージ作業、調味料製造、お菓子製造、飲料製造
着工:2023年6月
竣工:2023年12月
稼働開始:2024年1月15日

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