LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





YEデジタル/倉庫内の的確な作業員配置をデータ分析で支援

2024年01月16日/IT・機器

YEデジタルは1月16日、アビームコンサルティングと共同開発している物流倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst-DWC」を、2024年4月にリリースすると発表した。

<倉庫向け意思決定支援ダッシュボード「Analyst-DWC」>
b5293a35f09ef153f8f102002348bd0b - YEデジタル/倉庫内の的確な作業員配置をデータ分析で支援

このダッシュボードに表示されるさまざまなデータ分析結果に基づき現場の課題解決に向けた意思決定をすることで、出荷の荷揃えの遅れをなくすなど、2024年問題に向けた現場の取り組みが進むことが期待されている。

「Analyst-DWC」は、物流業務の支援に豊富な実績があるアビームコンサルティングのノウハウを詰め込んだ独自のアルゴリズムを搭載。顧客の過去データに基づき、 当日の出荷量を予測して作業計画を策定することが可能になった。

また、関連システムのデータをYEデジタルがクラウドに蓄積し、活用基盤を構築。現状や予測をリアルタイムに見える化した。業務改善にむけた7つの意思決定シナリオを準備し、ボトルネックの把握や対策検討の参考になるさまざまな分析結果を、ダッシュボードからまとめて提供することで、ベテランの管理者でなくても、同じ指標でリアルタイムに最適な判断ができ、荷揃えの遅れゼロの実現を支援する。

7つの意思決定シナリオは、「作業員の配置計画」、「作業員の生産性評価・教育計画」、「作業順・作業開始タイミングの判断」、「作業遅延・滞留の検出と対策」、「在庫の適正配置と移動計画」、「設備導入の計画」、「作業不備(誤ピック等)の工程検出と対策設備導入の計画(後日リリース予定)」。

なお、連携可能な関連システム(一部)は、WMS/WES(YEデジタル「MMLogiStation」)/RCS/その他(TMS、勤怠管理システムなど)となっている。

関連記事

IT・機器に関する最新ニュース

最新ニュース