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アルプス物流/4~12月の売上高は4.0%減、営業利益32.0%減

2024年01月30日/決算

アルプス物流が1月30日に発表した2024年3月期第3四半期決算によると、売上高895億500万円(前年同期比4.0%減)、営業利益45億5400万円(32.0%減)、経常利益48億7900万円(33.6%減)、親会社に帰属する当期利益28億7900万円(32.1%減)となった。

セグメント別では、電子部品物流事業の売上高473億5700万円(11.6%減)、営業利益27億900万円(42.8%減)となった。

事業の主要顧客である電子部品業界においては、半導体不足の解消など車載関連の生産は回復基調となったが、産機用部品は設備投資の低迷などで低調に推移した。パソコン、スマートフォンなどの民生機器、情報通信機器関連の生産は停滞が継続した。

第3四半期連結累計期間においては、倉庫の拡張や新規顧客の拡販活動などに取り組んでいる。しかしながら、生産停滞による貨物取扱量の減少、国際輸送においては航空貨物の減少や競争環境の激化などにより売上高は減収となった。利益面では、生産性向上に取り組む一方で、荷動きの停滞に伴う効率悪化などの影響により減益となった。

通期は、売上高1230億円(1.5%増)、営業利益67億円(16.7%減)、経常利益62億円(29.5%減)、親会社に帰属する当期利益38億円(24.5%減)を見込んでいる。

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